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もう一つの歴史

パール判事と東京裁判(極東国際軍事裁判)勝者の理屈には屈しない?日本人に知ってもらいたい歴史

第2次世界大戦に敗戦した日本。待ち受けていたのは戦勝国からのリンチ、それが東京裁判。そんな中、唯一この裁判の違法性を唱えた判事が・・・。

パール判事と東京裁判(極東国際軍事裁判)勝者の理屈には屈しない?日本人に知ってもらいたい歴史

 

戦時であっても守るべきルールがある。それが国際法だ。

 

しかし、国際法を破った国を誰が裁くのか、それが問題となる。

 

実際は敗者が勝者によって裁かれる。勝者は誰にも裁かれることがない。これは、そんな矛盾に異を唱えた1人の判事の物語である。

 

第2次大戦後、東京裁判が行われ、敗戦国日本の首謀者が戦勝国によって裁かれた。

敗戦国にのみ押し付けられた戦争責任、その矛盾にただ1人異論を唱えた判事がいた。それがパールであった。

 

 パール判事


インドに生まれる。


パールが育った当時のインドはイギリスの植民地であった。


過酷なイギリスのインド統治

パールはイギリスによる不合理な植民地支配の中で育った。


欧米列強の植民地主義に対する疑問は彼の育った環境が大きく影響しているのかもしれない。

 

世界はヨーロッパやアメリカの植民地支配に苦しんでいた。


しかし、少しずつではあるが、欧米列強の植民地支配に対する抵抗、民族自決、独立運動が各地で展開された。


また、人権に対する意識も高まり、国際法も整備されつつあった。
 

戦争でも守るべきルールや秩序も生まれつつあった。
 

このような世の中で、パールは法律家の道を選んだ。

 

そこには、インドの独立の為に息子を法律家にしたいと願う母の思いがあった。

 

ヨーロッパやアメリカの世界支配に抵抗した日本だったが、その戦いに日本は敗れた。

そして、第二次世界大戦が終わった。


敗戦国日本が連合国によって裁かれることになった。

 

東京裁判が行われる事になり、パールはインド代表の判事となった。
 


 東京裁判

 

1946年極東国際軍事裁判、通称東京裁判が行われた。

 

東京裁判は敗戦国日本を法にのっとり、裁判という方法で戦争犯罪国として罰を与える事が目的であった。

 

裁判と言う名の、連合国による復讐劇であった。


勝者が敗者に罰を与える、法律の概念とは程遠い裁判であった。
 

 

 パール判事の思い


敗戦国日本を、勝った連合国がよってたかって痛めつける姿。

イギリスの植民地支配に苦しむ自国の様子。


この2つに共通する何かを感じたのかもしれない。
 


 東京裁判の問題点

 

パール判事は、日本に課せられた、人道に対する罪と平和に対する罪は第二次大戦後に出来た概念なので、この2つの罪で日本を裁くのは問題だと指摘した。

もし、人道に対する罪と平和に対する罪を問うのであれば、日本だけでなく戦勝国にも罪を問うべきである。
 

そもそも、戦争という、人類の歴史では普遍に起きる出来事を人が裁けるのかという大きな問題もあった。


 パール判事が指摘した問題点

 

 人道に対する罪

→大量虐殺や奴隷的な扱いなど。

 

 平和に対する罪

→不法な戦争を仕掛けた罪。


 アメリカによる原子爆弾の投下は大量虐殺にあてはまる

→人道に対する罪


 ソ連やオランダは日本に対して、先に戦争を仕掛けている。

→平和に対する罪


敗戦国日本に対してのみ罪を問うのは問題であると主張した。


パール判事はあたりまえの事をあたりまえに主張したのである。

膨大な資料を作成してパール判事は裁判の不法性を訴えた。


違法な裁判なので、全員の無罪を主張した。
 

しかし、パール判事の主張は受け入れられず、敗戦国日本は勝者によって罪を与えられる事になった。

 


 東京裁判以後


日本は敗戦国として罪を与えられたが、パール判事の存在は日本を勇気付ける存在として記憶に残った。


日本が本当に主張したかった事を代弁してくれたパール判事に感謝したい。


パール判事の自身を貫く生き方に共感したい。


日本の恩人として今後も日本人の心に残るであろう。


後年パール判事は再来日を果たし「日本は美しい国」と感想を残した。
 

 

教科書にのせたい

・1人になっても、自分の信念を貫いたパール判事の事

・東京裁判は間違いだと主張したパール判事の考え

・勝者が敗者を痛めつけた東京裁判の不法性

感動の秘話   2018/07/10   history
タグ:感動 , 偉人 , 言葉

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