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残留日本兵はなぜ現地に残り戦い続けたのか?第3章1万人それぞれの思い

旧日本兵はなぜ、現地に残って戦い続けたのか?アジアの解放のため、新しく出来た家族の未来のため・・・。果たして皆が本当にこのようなドラマティックな思いから戦ったのだろうか?いや、現実は違う。ドロドロした日常がそこにはあった。

残留日本兵はなぜ現地に残り戦い続けたのか?第3章1万人それぞれの思い

 

 

第二次世界大戦後約1万人の残留日本兵が発生した。大戦後にアジア各地で勃発した独立戦争や内戦に参加した旧日本兵達。彼らはなぜ、戦後も日本に帰らず、現地にとどまり戦い続けたのか?

 

理由を1つにしぼることなど到底できない。

 

1万人それぞれに、1人1人、残留した思いは違う。

 

残留日本兵になった理由の一部を紹介します。

 

 

|  残留日本兵になった理由

〇無理やり強制

・地元の武装勢力に拉致されて、協力をよぎなくされた。

・戦時中捕虜になり、そのまま、戦後も戦争協力をよぎなくされた。

・上官が残留日本兵になることを選び、強制的に自分も残留日本兵になった。

 

〇仕方なく

・上官が残留日本兵になったので、そのまま仕方なく流れで、自分も残留した。

・日本に帰っても戦犯として、処刑されるので、残留日本兵の道を選んだ。

・日本に帰っても待ってくいてくれる人がいないので。

・流言やデマが流れ、日本に帰るのが危険だと感じ仕方なく残留した。

・日本に帰りたくないので仕方なく残留日本兵になった。

・戦後の混乱の中、よくわからないままに残留日本兵となった。

・戦争が終了したことを知らず、そのまま残留日本兵になった。

 

〇自分の意思

・アジア解放のこころざしのため。

・自分を必要としてくれる人がいるため

・新たな戦場を求めて。

・欧米列強に一矢報いたい。

・意地とプライド。

・現地で受けた恩を返すため。

・現地に守りたい人が出来た。

 

 

残留日本兵の話を近年、美談として取り上げる風潮もありますが、半ば強制的に残留をさせられた人達がたくさんいたことに注目してほしい。

 

また、戦後の混乱期、引き上げの輸送船は沈められる、敗戦した日本はとても人の住める状態ではないなどの様々な流言が飛び交い、現地の人を困惑させたことも残留日本兵発生の一因になっている。

 

何が起きてもおかしくない状況下、戦争という悲劇にほんろうされた日本人の姿がそこにはある。

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